2つの「縁つなぎ」
①サポーター会員…1口 10,000円
あなたが
にじいろグループを支えてやってください。
あなたの応援(サポート)が
子どもたちの分岐点となります。
にじいろグループと縁をつないでください。
②ご寄付
あなたと子どもの「縁」を
にじいろグループが太く強くお手伝いします。
イベントへの参加情報などへの参加権もあります。年度末に講演会の記録冊子をお届けします。
金融機関へのお振込み
★ゆうびん振込
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にじいろを支えてください。
子どもの人生が変わるかもしれません・・
忘れられない子どもたちとの出会い・・
私たちは予防教育をおこなっています。
予防には未然防止・発生防止が最も望まれるところです。しかしながら既に被害を受けている、受けていた子どもたちとも出会います。
☆Aさんとの出会い
小学校高学年のAさん。家庭の中で起きている虐待について語ってくれました。淡々と語ってくれました。帰宅する父親の車の停め方に細心の注意を払わなければならないことを教えてくれました。もし急激なスピードで帰宅したときには、すばらくきょうだいたちに片づけを促して万全の体制で「おかえりなさい」と言わなければならない怖さを語りました。また、機嫌よくスムーズに車を停めた時には『せっかく機嫌よく帰宅したのだから絶対に怒らせてはいけない』とさらに緊張感が増すことを語りました。そして、もう一度、お母さんのご両親が住む家で安心して暮らしたい。お母さんを安心させたい、と語っていました。
Aさんは安心・自信・自由の権利を自分とお母さんのために使いたい、と初めて人に語ることがでkました。そのあと、いっしょに先生にもお話をして、お母さんにも自分の気もちを語ることができました。Aさんが卒業する際に、お手紙が届きました。自分とお母さんの権利を守ることができた誇らしさがにじみ出ていました。
☆Bさんとの出会い
中学生だったBさん。クラスの中ではいっつも笑っています。真剣にしなければならない時も笑ってしまいます。よく注意を受けます。身長が高くスラッとした姿に暗さは見えません。
Bさんは恋バナを話に寄ってきました。恋の話を聴きながら『きっと他に話したいことがあるのだろうなぁ』と思いながら耳を傾けていました。
「家の中では安心してすごせているの?」と、おもむろに訪ねてみるとフッと顔色を変えてポツポツと話し始めました。お母さんがお父さんから痛めつけられている様子、そして、それを止めようと必死な姉の様子。なのに自分は怖くて止められないダメでみじめで、生きていても仕様がないヤツだ、とうつむき、涙ぐみながら話しだしました。父親の背丈も抜いてBさんの方が高くなったのだそうです。きっと戦ったら止めることもできるはずだとも言っていました。なのに幼い時から見てきた怖さがって一歩を踏み出すことができない「みじめさ」にどうしても自分を大切な人間だと思えない、と話しました。でも、CAPワークショップを受けて気づいたのだそうです。そんな自分のことを認めてくれる友達Kさんの存在を。だからKさんには、学校の中の楽しい自分だけでなく、家庭の中で苦しいと感じていることを話してみようか、と。その勇気がない、という話をしてくれました。
教室の外でKさんがまってくれていました。「傍にいるから話してみたら?」・・・
BさんとKさんは、二人で先生にも相談することができました。
このようにひとりの人間にとって人生の意味合いが変化する「分岐点」に出会う私たちです。
そのためには常にトレーニングされた状態で準備し臨む必要があります。
私たちが学び続け、トレーニングし続けることができるようにご寄付・会費をお寄せください。
あなたのアクションが、子どものエンパワメントになります。よろしくお願いします。