率直なコミュニケーション

よく聞く言葉。
「学校から保護者には言えない」
「親の立場から、先生には言えない」
「自分の立場から、上司には言えない」
「先輩には言えない」

苦しいよね・・・ 
「言えない文化」は何を生み出し、何を失っているんだろうか。

攻撃的にならず、率直に話す。
のみこんでしまわず、率直に話す。
人を恨まず、率直に話す。
凛とした態度で、率直に話すことが私たちには可能だ。

とにかく「その話題」を相手との間に置かれたテーブルに、
ただ乗せるだけ。そんなイメージ。「その話題」をどうするか?について
それから考えればいい。 テーブルに乗せる前から廃棄しなくてもいいんじゃないかな?

でも、テーブルに「その話題」を乗せたら、攻撃されるイメージしか持てない関係もあるからね。その時には、別の人と「その話題」についていっしょに考えてみるのもいいよね。何事も練習ってだいじだから。

子どもたちには「率直に話す」トレーニングをしてほしい。
そのためには一掃されてしまう経験や、からかわれる経験、怒鳴られる経験をしない方が絶対にうまく行く。

やってもいないのに子どもの耳には、親や先生が怒る声が聞こえる子どもがいる。
やってもいないのに子どもの目には、親や先生が睨んでいる顔が見える子どもがいるからね・・・。


やる前から、チャレンジをよろこぶ親や先生、友だち。
やる前から、チャレンジに声援を送る親や先生、友だちの声や表情が
見えて「やる気」が出てくる、そんな環境を子どもたちには贈りたい。